『二重橋前乗馬兵』 小林清親

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『二重橋前乗馬兵』 作者:小林清親

【絵画データ】
1876年8月31日作
横大判錦絵
収蔵場所 渡邊木版美術画舗

 


画面の左手には旧江戸城の西の丸大手門、右奥には伏見櫓が描かれている。中央奥に見えるのは二重橋で手前が西の丸下乗橋。画面中央では、後ろから来る近衛兵を避けようと着物の裾を上げて走る少女が描かれている。近代的な近衛兵と前時代的な着物娘の対比は、歴史の変わり目を暗示するかのようである。

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