『吸血鬼』 ムンク

matome18

『吸血鬼』 作者:エドヴァルド・ムンク

【絵画データ】
1895-902年作
リトグリフ・木版
38.8cm×55.2cm
収蔵場所 ムンク美術館(ノルウェー・オスロ)


本作の題材は、ファム・ファタール(運命の女)と呼ばれる魔性の女で、当時の流行のモチーフである。画面上で男性の首に噛み付く女性がファム・ファンタールであり、男を破滅させるような魅力を持つ象徴であった。歴史上の偉人や女性スパイなどがファム・ファンタールと表現されるが、ムンクの解釈では吸血鬼の様な不気味で悪魔的な姿で描かれている。

コメントを残す

Your email address will not be published.