『嵐』 ムンク

matome17

『嵐』 作者:エドヴァルド・ムンク

【絵画データ】
1893年作
油彩・カンヴァス
98cm×127cm
収蔵場所 ニューヨーク近代美術館(アメリカ・ニューヨーク)


本作は、オスロから50マイル離れたリゾート地オースゴードストランを描いたもので、題材は同地を襲った大嵐である。大嵐は、ムンクと親しい仲でオスロ国立美術館の館長であったイエンス・ティースが目撃したもので、その報告記事を読んだムンクが作品の題材にしたのである。作中では、吹き荒れる嵐の中、漁師の妻たちが夫の帰りを待つという悲劇的なシーンが描かれている。

 

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