【写真】航空ショーのニアミス【ピューリッツァー賞】

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ビル・クラウチ(オクラホマ・トリビューン ”航空ショーのニアミスに関する写真(Near Collision at Air Show 1950年

1949年10月、オークランド空港で行われた航空ショーに操縦士のチェット・ダービーが参加していた。彼は農薬散布の飛行機を操縦していたが、副収入を稼ぐために航空ショーの操縦士をしに来ていたのである。ショーも盛り上がり当日のクライマックスである最も難しい場面に差し掛かっていた。
クライマックスは白い煙を引きながら機体を宙返りさせ、空に大きな輪を描くことだった。カメラマンのビル・クラウチもこのクライマックスの瞬間を撮ろうとカメラを構えていた。その時、タイミングを間違えた後続の機体が、空に輪を描き戻ってきたダービーの機体に急接近したのである。その瞬間をクラウチとカメラは捉えていた。ニアミスした機体同士は1.5メートルまで接近しすれ違っていた。

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