ヨーン・ウツソン(Jorn Utzon (Jørn Utzon), 1918年4月9日 – 2008年11月29日)
デンマーク・コペンハーゲン出身の建築家。シドニー・オペラハウスの画期的なデザインで、高く評価されている建築家である。1957年、彼はオーストラリア・シドニーに建設される予定のオペラ・ハウスの建築設計競技に応募し思わぬ勝利を収め、世界の建築界に鮮烈なデビューを飾った。これは、彼がデンマークの国外で手がける最大級にして初めての仕事であり、しかも彼が提出した設計案は図面ではなくアイデアを書き留めたドローイング程度に過ぎないものだったため、応募基準に合わないと一旦落選していた。しかし、審査委員だった建築家エーロ・サーリネンが、コンクリート・シェル構造の自由な造形で建物を覆い支えるアイデアを気に入り、最終選考に復活させ強く支持したとされる。
Architect’s own house, Hellebæk(1950–52)
Svaneke water tower (1951)
Middelboe house, Holte(1953–55)
Elineberg Housing, Helsingborg, Sweden(1954–66)
Kingo houses, Helsingør(1956–60)
シドニー・オペラハウス (1957-73)
フレーデンスボルグの集合住宅 (1959-63)
Hammershøj Care Centre, Helsingør, Denmark(1962–66)
クウェート国際会議場 (1972)
バウスベア教会 (1976)
Paustian furniture store, Copenhagen (1987)
Utzon Center, Aalborg (2005–08)