『麗子坐像』 岸田劉生

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『麗子坐像』 作者:岸田劉生

【絵画データ】
1919年作
72.7cm×60.7cm
収蔵場所 ポーラ美術館(神奈川県・箱根)


モデルは、劉生の愛娘である麗子。劉生は友人やモデルを雇って作品を制作していたが、彼の要望に応えることが難しくなっていったことにより、最も身近な妻や娘をモデルにして制作することが増えていった。画面の麗子が少し緊張した面持ちなのは、2か月という長い制作期間や異常なこだわりを見せる劉生の緊張が伝わっているからであろう。

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