『柱時計とベッドの間の自画像』 作者:エドヴァルド・ムンク
【絵画データ】
1940-42年作
油彩・カンヴァス
149cm×120.5cm
収蔵場所 ムンク美術館(ノルウェー・オスロ)
作中のコートとステッキのモチーフは、詩人ウィリアム・バトラー・イェイツと言われている。中央に描かれた自画像は、若き頃の面影もなく疲れたように肩を落としだらしなく直立している。左では時を刻む時計、右では裸婦の絵と若い男性の絵が描かれている。まるで過ぎ去る時間と若き頃の思い出に絶望しているかのようである。