『坂東一寿曾我七草の段図』 鳥居清信

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『坂東一寿曾我七草の段図』 作者:鳥居清信

【絵画データ】
1715年作
41cm×52.6cm
収蔵場所 フリア美術館(アメリカ・ワシントンD.C.)

 


正徳5年5月に行われた中村座の『坂東一寿曾我』を取材して描かれた作品。場面は、曾我の対面の瞬間。二世市川団十郎演じる曾我五郎が割ったまな板を持ち、富沢半三郎演じる朝比奈が必死に止めており、小川善五郎演じる工藤祐経が目を見開いて睨みつけている。一触即発の場面を演じる役者たちの、迫真の演技を見事に描ききっている。

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