『ラ・ロシュ=ギュイヨンでのロバ乗り』 カミーユ・ピサロ

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『ラ・ロシュ=ギュイヨンでのロバ乗り』 作者:カミーユ・ピサロ

【絵画データ】
1864-65年作
油彩・カンヴァス
35cm×51.7cm
収蔵場所 個人蔵


ピサロは、1855年の万国博覧会で複数の画家に感銘を受けている。その中の一人がギュスターヴ・クールベである。本作品は、クールベの影響が多く見られる。前景の人物、背景の牛たちが配置された構図は、クールベ作の『村の娘たち』と類似する。一方、前景の人物に貴族の子供と汚い農家の子供を描くなど、階級社会に対する独自の主張も見える。

 

 

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