『マルヌ河の岸辺』 カミーユ・ピサロ

matome1

『マルヌ河の岸辺』 作者:カミーユ・ピサロ

【絵画データ】
1864年作
油彩・カンヴァス
81.9cm×107.9cm
収蔵場所 グラスゴー市立美術館(イギリス・グラスゴー)


ピサロは万国博覧会で見たカミーユ・コローの作品に感銘を受け、コローの下で絵画の研鑽を積んだ。本作品もコローの指導を受けながら制作された。マルヌ河の穏やかな風景を左右均整の取れた構図で描いている。中央には歩いてくる女性が描かれているが、この女性を基準に鑑賞者の視線を誘導していく仕掛けである。

コメントを残す

Your email address will not be published.