『プロセルピナ』 ロセッティ

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『プロセルピナ』 作者:ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ

【絵画データ】
1874年作
油彩・カンヴァス
125.1cm×61cm
収蔵場所 テート・ブリテン美術館(イギリス・ロンドン)

 


ローマ神話に登場するプロセルピナが冥王にさらわれてしまう。空腹に耐えきれなかったプロセルピナは冥王の柘榴を口にしてしまい、1年に半分を冥界で過ごさなければいけなくなる。背後の光は地上から差し込むもので、蔦は「しがみつく記憶」を意味している。
ロセッティが晩年に幾度となく描いた題材であり、1871年から1882年に18版を描きあげ同年に亡くなった。

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