『バジールのアトリエ ラ・コンダミンヌ通り』 フレデリック・バジール

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『バジールのアトリエ ラ・コンダミンヌ通り』 作者:フレデリック・バジール

【絵画データ】
1870年作
油彩・カンヴァス
98cm×128.5cm
収蔵場所 オルセー美術館(フランス・パリ)

 

 

バジールの4番目のアトリエで、1868年から制作の場として使われていた。このアトリエにはルノワールが同居していた。中央の絵の前で話している3人は、左から批評家アストリュク、画家マネ、そしてバジールである。後に制作される『村の眺め』について意見を求めている場面である。他にも階段を上がる画家モネ、その下に画家ルノワール、ピアノを弾く音楽学者メートルが描かれている。
この作品はバジールの日常を描いたものであると同時に、壁にかかる多くの絵画について(ルノワールやモネの作品も掛かっている)の美術資料として研究者たちに利用された。

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