『サハラ砂漠』 ギュスターヴ・ギヨメ

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『サハラ砂漠』 作者:ギュスターヴ・ギヨメ

【絵画データ】
1867年作
油彩・カンヴァス
110cm×200cm
収蔵場所 オルセー美術館(フランス・パリ)


1862年以降、アルジェリアに10回以上訪れたギヨメが、砂漠地帯まで足を延ばして描いた作品。文明の力の届かない砂漠は、汚染されずありのままの自然が残っている貴重な場所であった。また過酷な自然の姿もそのまま伝えてくれ、ギヨメにとっては何よりも描くべき題材であった。画面中央の地平線は、画面を綺麗に二分する力強い構成を与えており、自然の雄大さと強さをよく現している。

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