『雪中梅竹遊禽図襖』 狩野探幽

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『雪中梅竹遊禽図襖』 作者:狩野探幽

【絵画データ】
1634年作
四面 紙本淡彩金泥引
各191.3cm×135.7cm
収蔵場所 名古屋城(愛知県・名古屋市)

 


寛永11年の将軍家光上洛の途次に名古屋城に御成の際の上洛殿新築にあたり、障壁画を33歳の探幽に依頼された。画面の左下あら枯木の枝が力強く中央まで伸びており、左側の鳥との絶妙なバランスをとっている。この左の余白と鳥のバランスのとり方は見事であり、探幽の真骨頂である。

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