『聖母被昇天と戴冠(ラッスンタ)』 ティツィアーノ

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『聖母被昇天と戴冠(ラッスンタ)』 作者:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

【絵画データ】
1516-18年作
油彩・パネル
689.5cm×360cm
収蔵場所 サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ聖堂(イタリア・ヴェネツィア)

 


1518年5月19日、この大祭壇画が公開された。中央で天使たちと共に上昇する聖母マリアを神が迎えている。絵全体は上下で二つに分割され、地上では薄暗い光が、天上では神々しい光が描かれている。この分かり易い構図と巧みな暗示はティツィアーノの得意とするところであり、彼の作品が大衆に好まれた理由でもある。

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