『百舌巣』 速水御舟

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『百舌巣』 作者:速水御舟

【絵画データ】
1925年作
44.5cm×53.8cm
収蔵場所 山種美術館(東京都・渋谷区)

 


二羽のモズの雛が巣にとまって餌を待っている姿を描いている。鋭い嘴や丸い目などが精巧に描かれている。巣の造形も丁寧に描かれており、実物を身近で観察しながら描いたと考えられる。当時、御舟は東京の目黒に住んでいたが、まだ自然が多く残っていたので、野鳥などの観察には苦労しなかったようである。

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