『夕顔棚納涼図屏風』 久隅守景

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『夕顔棚納涼図屏風』 作者:久隅守景

【絵画データ】
17世紀末作
二曲一隻 紙本淡彩
150.5cm×167.5cm
収蔵場所 東京国立博物館(東京都・上野)

 


夕顔棚の下で農民一家が夕涼みをしている場面。題材は木下長潚子(1569~1649)の和歌「夕顔のさける軒はの下すずみ、おとこはててれめはふたの物」であると言われている。男はててれめ(襦袢)姿で、女はふたの物(腰巻)である。この穏やかな農民の表情に共感を覚える人々が多かったと思われる。

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