『キリストの昇架』 ルーベンス

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『キリストの昇架』 作者:ピーテル・パウル・ルーベンス

【絵画データ】
1610-11年頃作
油彩・板
460cm×340cm 中央  460cm×150cm 両翼
収蔵場所 ノートルダム大聖堂(ベルギー・アントワープ)

 


キリストが磔にされている十字架が立てられようとしている場面。男たちの赤や青の衣装が鮮やかに描かれている。持ち上げる男は筋骨隆々であるが、この肉体の描き方は彫刻を参考にしている。対となる作品に「キリストの降架」があり、どちらもルーベンスの代表作である。
日本のアニメ「フランダースの犬」 の最後に出てくる絵は「キリストの降架」であり、よく「キリストの昇架」と間違えられるが、魂の昇華などを連想させるシーンの為に勘違いされている。

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