アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ(Álvaro Joaquim de Melo Siza Vieira、1933年6月25日 – )
ポルトガルの建築家。ポルトガル随一の国際的建築家で、ポルトガル建築界を代表する存在である。ミース・ファン・デル・ローエやル・コルビュジエに影響を受けたモダニズム建築の継承者であり、直方体や有機的な曲面、彫りの深い小さな連続窓などの幾何学的な形態と、できるだけ少ない種類の材料を使ったきわめて簡潔なスタイルを有している。代表作であるポルト大学建築学部など、特にポルトガル国内の作品は白一色の建物が多く、緑の丘や荒涼とした荒野に窓の少ないシンプルで寡黙な白亜の塊が並ぶ作品はしばしば詩的と評される。
【作品一覧】
ボア・ノヴァ・レストラン(1963)
Quinta da Conceição の水泳プール(1965)
レサのスイミングプール(1966)
シュレジッシェス通りの集合住宅(1983)
マルコ・デ・カナヴェーゼスの教会と教区センター (1989)
ポルト大学建築学部棟 (1993)
ガリシア現代美術センター (1993)
セラルヴェス現代美術館(1997)
アルヴァロ・シザ事務所(1998)
リスボン万博1998・ポルトガル館(ソウト・デ・モウラと共同作業) (1998)