【写真】少年ガンマンと人質【ピューリッツァー賞】

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フランク・クッシング(ボストン・トラベラー) ”少年ガンマンと人質(Teenage Shooter)” 1948年

1947年6月、フランク・クッシングは車の無線から流れた警察の出動要請を聞き事件の現場に向かった。当初は紙面にも載らない小さな事件だと思って現場に駆け付けたが様子は違っていた。現場では15歳の少年エド・バンクロフトが人質を取り路地に立っていた。少年エドは強盗事件について警官から職務質問をされ、持っていた銃で一人の警官の腕を撃ち、そのまま居合わせた15歳の少年ビル・ローナンを人質に取り路地に逃げ込んだのだ。
路地の両側を警官たちに塞がれ逃げ場を失った少年を向かいの家からクッシングのカメラは捉えていた。その後硬直していた事態は急転し、後ろから近付いた警官に少年の銃を叩き落され逮捕されることとなった。少年は職務質問された強盗事件には無関係であった。

 

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