【写真】タラワの戦い・英雄の帰還【ピューリッツァー賞】

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フランク・フィラン(AP通信)、 ”タラワの戦い(Tarawa Island)“ 1944年

タラワの戦い(英語: Battle of Tarawa)とは、第二次世界大戦中の1943年11月21日から11月23日にかけて、ギルバート諸島タラワ環礁ベティオ島で行われた日本軍守備隊と米軍との戦闘。米軍はガルヴァニック作戦の一環として実施した作戦であった。
海兵隊と同行したファイランは苦難の中戦地に移動していった。しかし、乗っていた舟艇が攻撃を受けて沈んでしまう。ファイランは海へ飛び込み岸へと避難したが海中でカメラと機材を失ってしまう。その後、3日続いた戦いの最中に軍のカメラと機材を借りて戦場の写真を撮ることとなった。
この戦いは4800名いた日本兵がほぼ全滅し、アメリカ兵も戦死者1000以上、負傷者2100名以上の激戦であった。

 

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アール・L・バンカー(オマハ・ワールド・ヘラルド紙) ”英雄の帰還(A Hero’s Return)” 1944年

 

1943年7月15日、ロバート・ムーア中佐が遠い戦地からアイオワ州の田舎町ビリスカに帰還した。アール・バンカーは英雄の帰還を取材するためビリスカに向かっていた。当時紙面を埋め尽くすのは戦地の悲惨な風景ばかりであったが、彼は片田舎の兵士を取材することになる。しかし、この英雄の帰還は当時の悲惨な報道の中で家族愛を映して話題となった。バンカーは戦争という題材を全く違う視点から写すことで多くの人の心を揺さぶった。

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