『鷹狩図屏風』 狩野養信

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『鷹狩図屏風』 作者:狩野養信

【絵画データ】
19世紀前半作
二曲一隻 絹本着色
123.3cm×144cm
収蔵場所 板橋区立美術館(東京都・板橋)

 


江戸城西の丸御殿大奥新座敷三の間に鷹狩を描いた作品と同じ題材である。近景から中景は俯瞰しているように描かれているが、中景から遠景は仰視するように描かれていることから、画全体に独特の浮遊感が生まれている。登場人物は同じ姿の人が複数人描かれていることから、異時同図法(同一画面上に次々と変化する事象を円環的に描く)を応用していると思われる。

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