『騎牛吹笛美人図』 月岡雪鼎

09070061

『騎牛吹笛美人図』 作者:月岡雪鼎

【絵画データ】
1764-81年作
収蔵場所 出光美術館(東京都・丸の内)

 


題材は、「山路が笛」という伝説が元になっている。用明天皇が山路と言う名の牧童に身をやつし、笛を吹きながら玉世姫に求婚するという話だが、作中では牛に乗った用明天皇は優雅な遊女に描き換えられている。遊女の姿は艶と品が溢れており、雪鼎の代表作として知られている。

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