『飼われたる猿と兎』 竹内栖鳳

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『飼われたる猿と兎』 作者:竹内栖鳳

【絵画データ】
1908年作
絹本彩色 二曲一双
各163.5cm×183cm
収蔵場所 東京国立近代美術館(東京都・千代田区)

「利口な猿は飢え、柔順な兎は食に飽きる」という言葉を描いた作品。右曲の猿は、いかにも腹を空かせて苛立っているような表情で周囲を気にしており、左曲の兎は何とものんびりと眠たげな表情である。二曲一双の画面に対比的に猿と兎を描き、言葉の意味と物語を端的に現している。

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