『風流おどけ百句ばばさまのこごと』 葛飾北斎

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『風流おどけ百句ばばさまのこごと』 作者:葛飾北斎

【絵画データ】
1804-17年頃作
収蔵場所 名古屋テレビ放送

 


孫に肩を叩かせながら嫁に小言を言う婆さまの図。長い小言に嫁は俯きぐったりとし、孫は能天気に肩を叩いている。画面上には「ばばさまの小言とかけて 九月卅日(みそか)ととく 心は 秋はてた」と記してある。卅日は四十を表す漢字であり、九月過ぎを指す。秋果て(終わり)と飽き果てたがかかる言葉遊びである。

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