『見立忠臣蔵十一だんめ』 喜多川歌麿

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『見立忠臣蔵十一だんめ』 作者:喜多川歌麿

【絵画データ】
1794-95年頃作
収蔵場所 東京国立博物館(東京都・上野)

 


中央で遊女から杯を受け取っている男は、羽織の「歌」「麿」よち歌麿本人だと分かる。歌麿の自画像の一つで、最も美男子に描かれた一枚。賑やかな宴の席を忠臣蔵の十一段目の討ち入りの場面に重ねている。背景の柱には「応求哥麿自艶顔写(求めに応じ歌麿自ら艶顔を写す)」とある。

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