『西王母・東方朔図屏風』 狩野永良

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『西王母・東方朔図屏風』 作者:狩野永良

【絵画データ】
18世紀作
六曲一双 紙本墨画着色
各155.7cm×359.8cm
収蔵場所 個人蔵

 


西王母は古代中国の仙女。その宮殿の庭には三千年に一度花を咲かせ、さらに三千年を経て実を結ぶ桃の木があり、実には不老不死の効能があったという。その仙桃を盗み食いし八百年生きた男が東方朔である。作品は淡いタッチの描き方に繊細な風景描写が描かれている。また人物の衣装が鮮やかでありアクセントが効いている。

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