『芝居狂言舞台顔見せ大浮絵』 奥村政信

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『芝居狂言舞台顔見せ大浮絵』 作者:奥村政信

【絵画データ】
1745年作
丈長奉書全紙判墨摺筆彩
46.8cm×68cm
収蔵場所 シカゴ美術館(アメリカ・シカゴ)

 


浮世絵では最大級の大きさで、狂言舞台のワンシーンを描いた作品。政信の大浮絵は少なくとも6点あることからシリーズものだったと考えられる。作品中央では舞台からせり出した名乗台で2代目市川海老蔵が「矢の根」を演じている。客席などに目を向けても、客同士のやり取りや売り子の声が聞こえてくるような描写で当時の舞台の様子が伺える。

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