『耳に包帯をした自画像』 ゴッホ

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『耳に包帯をした自画像』 作者:フィンセント・ファン・ゴッホ

【絵画データ】
1889年作
60cm×49cm
収蔵場所 コーチールド・インスティテュート・ギャラリー(イギリス・ロンドン)

 


ゴーギャンと共同生活を送っていたアルル滞在期に起こした有名な「耳切り事件」の後に描いた自画像。背後には画材と共に浮世絵の作品が描かれている。この時期から共同生活は破たんし、ゴッホは精神療養所で治療をすることになる。彼が精神的に崩壊しながらも驚くべき情熱で制作にあたる晩年への入り口となる作品である。

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