『着衣のマハ』 作者:フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
【絵画データ】
1798-1803年頃作
油彩・カンヴァス
95cm×190cm
収蔵場所 プラド美術館(スペイン・マドリッド)
ゴヤの代表作であり、『裸のマハ』の対となる作品。マハとは小粋な女の意味で、モデルは当時の宰相ゴドイの愛人ペピータである。裸のマハでは西洋美術で初めて裸婦の下半身を描いたことで有名になったが、この作品では裸の表現が抑えられている。しかし、女体の凹凸やマハの持つエロティシズムは表現されている。