『疲れ果てて:永遠の入口で』 ゴッホ

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『疲れ果てて:永遠の入口で』 作者:フィンセント・ファン・ゴッホ

【絵画データ】
1890年5月作
81cm×65cm
収蔵場所 国立クレラー=ミューラー美術館(オランダ・オッテルロー)

 


ゴッホは自らの作品に思想を込めて表現しようとしていた。それは農家を描き続けたミレーなどに影響を受けての事だったが、彼が考えを深めるほどに彼自身も精神が傷ついていた。この作品が描かれた2か月後には自殺していることから、彼の精神的な疲労も最高潮であったのが分かる。この作品にはゴッホの輝くばかりの生命の光はもう見ることは出来ない。

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