『楽屋内 市川団十郎』 勝川春章

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『楽屋内 市川団十郎』 作者:勝川春章

【絵画データ】
1782-83年作
大判錦絵
収蔵場所 東京国立博物館(東京都・上野)

 


舞台を降り楽屋でくつろぐ五代目団十郎の図。顔にはまだ隈取、頭にカツラが付けられ本番直後の臨場感がある。団十郎が話しているのは狂言作者の桜田治助と思われ、台本や拍子木を持ちながら会話している。この作品は当時の歌舞伎ファンから役者の舞台裏が見たいとの要望が出たため描かれたもので、歌舞伎好きが喜びそうな楽屋の小物なども細かく描かれている。

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