『林檎とオレンジ』 セザンヌ

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『林檎とオレンジ』 作者:ポール・セザンヌ

【絵画データ】
1895-1900年頃作
油彩・カンヴァス
73cm×92cm
収蔵場所 オルセー美術館(フランス・パリ)

 

 

セザンヌがよく描いていた林檎とオレンジ。何気なく描かれているが、皿の角度や机の上の配置がアンバランスになっている。これはセザンヌ独特の画法で、一画面の複数の対象物を様々な角度から観察し、それぞれが最もよく見える角度から描いている。この技法で静止画でありながら、動画のような視点の移り変わりが起き、どこか動的な雰囲気を感じることが出来る。

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