『日本風の太鼓橋』 クロード・モネ

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『日本風の太鼓橋』 作者:クロード・モネ

【絵画データ】
1922年作
油彩・カンヴァス
90cm×93.5cm
収蔵場所 個人所蔵

 


この作品はモネの晩年の作品であり、彼の作品の中で最も難解なものの一つであり問題とされる作品でもある。一見すると1950年以後に描かれた抽象画と間違われかねない。題材を捉えていないように見えるが、彼の後期の作品の流れを見れば、この作品がモネの精神のより深い部分と繋がっており、その表現の極端な例であると捉えることが出来るのではないか。もしかすると彼の中の「印象」の行きつく先がこの作品だったのかも知れない。これはモネが亡くなる4年前に描かれたものであり、最も病などに苦しめられた時期に描いたものである。

1 comment

    • 匿名 on 2016年3月17日 at 5:51 PM
    • Reply

    情熱が真っ赤に燃えているようで力強い

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