『応需暁斎楽画 第四号 極楽と地獄の開化』 河鍋暁斎

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『応需暁斎楽画 第四号 極楽と地獄の開化』 作者:河鍋暁斎

【絵画データ】
1874年作
大判錦絵
収蔵場所 東京都立中央図書館(東京都・港区)

 


当時珍しかった電柱が中央下に描かれているが、そこにぶら下がった顔二つは「見る目嗅ぐ鼻」と呼ばれる閻魔様の情報係である。中央上では光り輝く観音様が文明開化を亡者たちに説いている。文明開化で世間の在り方が大きく変わる様子を亡者たちに置き換えてコミカルに描いた作品。

1 comment

    • 匿名 on 2015年12月8日 at 3:09 PM
    • Reply

    河鍋暁斎は水木しげるのように楽しそうにあの世のものを描く。見ていて面白いし色褪せないね

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