『御茶水蛍』 小林清親

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『御茶水蛍』 作者:小林清親

【絵画データ】
1879年頃作
横大判錦絵
収蔵場所 渡邊木版美術館(東京都・中央区)

 


お茶の水は、神田川の崖の中腹から湧き出た清流に由来する。神田川は蛍が飛び交うほど澄んだ川で、季節になると納涼船に乗れたという。本作でも、神田川を運航する納涼船から蛍の群れを見る様子が描かれている。真っ暗な画面に転々と光る蛍の群れは夏の風情を感じさせてくれる。

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