『寒山拾得図』 狩野山雪

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『寒山拾得図』 作者:狩野山雪

【絵画データ】
17世紀中頃作
一幅 紙本墨画淡彩
101.5cm×130.5cm
収蔵場所 真正極楽寺(京都府・京都市)

 


薄気味悪いボサボサ頭の男が二人描かれている。この二人は寒山と拾得と言い、中国の唐代の僧である。彼らは奇行で知られる文殊普賢の化身とされている。この奇妙な題材は現在でも薄気味悪く、不快感さえ伝わってくる。この表現力こそが山雪の魅力と言えるだろう。

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