『孔雀立葵図屏風』 尾形光琳

『孔雀立葵図屏風』　尾形光琳

『孔雀立葵図屏風』　作者：尾形光琳

【絵画データ】
18世紀前半作
二曲一双　紙本金地着色
各146cm×173cm
収蔵場所　個人蔵

左隻に花、右隻に雄雌の孔雀を描いた作品。孔雀は華奢な身体に仰々しい羽が描かれているが、羽の模様は波打つ曲線で描かれ、このような表現は光琳がよくする表現である。左隻の花は紅白に咲いており、この色彩感覚もやはり独特であり、曲線の線形と二色対比的な色彩の共存は光琳の得意とする手法である。