『大黒図』 狩野典信

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『大黒図』 作者:狩野典信

【絵画データ】
18世紀後半作
一幅 絹本着色
96cm×197cm
収蔵場所 板橋区立美術館(東京都・板橋)

 


袋からこぼれる宝珠を拾おうとする大黒様が描かれた幅2メートルにおよぶ大作。大黒様の輪郭が太く荒々しく描かれているのが特徴的で、大きさと迫力を更に強調している。綺麗な線ではなく、筆のかすれ具合も味が出ており非常に興味深い。また宝珠と大黒様の唇に使われている赤色がアクセントとなっている。

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