『唐獅子図屏風』 狩野永徳

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『唐獅子図屏風』 作者:狩野永徳

【絵画データ】
16世紀後半作
六曲一隻 紙本金地着色
224.2cm×453.4cm
収蔵場所 宮内庁三の丸尚蔵館(東京都・千代田区)

 


2頭の唐獅子が雲間を歩く姿を453cmに渡り描いた巨大な作品。その豪快な画風はまさに桃山時代を象徴しており、風格のある獅子の顔やうねる尻尾が迫力満点の作品である。豊臣秀吉の高松城水攻めの際に毛利家に贈ったものだと考えられてきたが、近年になりどこかの御殿の改装の際に描かれたという説もあがっている。

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