『三十六歌仙歌意図屏風』 狩野永岳

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『三十六歌仙歌意図屏風』(右隻) 作者:狩野永岳

【絵画データ】
19世紀中頃作
六曲一双 紙本着色金雲
各152cm×357cm
収蔵場所 静岡県立美術館(静岡県・静岡市)

 


有名な歌人36名の和歌を1首ずつ色紙に書いて貼り付け、その横に和歌の意味を絵画化している。各和歌が金雲によって繋がれて一つの作品として成立している。特に難しいのは各和歌、絵が一つのストーリーとして成立するバランスと構成であるが、この作品には永岳の技量が遺憾なく発揮されている。

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