『ポントワーズの鶏肉市場』 カミーユ・ピサロ

matome28

『ポントワーズの鶏肉市場』 作者:カミーユ・ピサロ

【絵画データ】
1882年作
油彩・カンヴァス
115.5cm×880.6cm
収蔵場所 ノートン・サイモン美術館(アメリカ・カルフォルニア)


ピサロは市場を題材にした作品を15年以上描き続けている。本作は、その市場の作品達の初期の物に当たる。ピサロが市場に興味を持ったのは、都会的な活気に魅せられただけではなく、そこで行われる売買がブルジョワと農民との間で行われていたからである。若い頃からピサロは、階級社会に対して一定の批判的な眼と好奇心を持っていた。

コメントを残す

Your email address will not be published.