『ダリッジ、ロードシップ・レイン』 カミーユ・ピサロ

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『ダリッジ、ロードシップ・レイン』 作者:カミーユ・ピサロ

【絵画データ】
1871年作
油彩・カンヴァス
44.5cm×72.5cm
収蔵場所 コートールド研究所絵画館(イギリス・ロンドン)


1870年の普仏戦争によりイギリスへ渡ったピサロは同じくフランスから逃れてきたクロード・モネと出会う。二人は一緒に美術館を訪れたり絵を描いたりしながら生活していたが、絵画の趣向には若干の差があったようである。ピサロの興味は自然の中にあり、本作でも田園風景の中を走る列車を描いている。この6年後、モネが『サン=ラザール駅』を描いているが二人の趣向の違いがよく分かる。

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