『ジュリエットとその乳母』 ターナー

matome981

『ジュリエットとその乳母』 作者:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

【絵画データ】
1836年作
油彩・カンヴァス
89cm×120.5cm
収蔵場所 フローラ・ホイットニー・ミラー夫人コレクション

 


批評家はこの作品について「太陽の光でもなく、月の光でもなく、星の光でもなく、片隅に花火らしきものはあるが、炎でもない」と酷評したのであるが、この言葉はターナーの作品の秀でた部分の説明にそのまま当てはまるだろう。この光の描き方は既存の何物にも似ていないオリジナルだった。ターナーの光には空気の質まで含まれるような手触りを感じることが出来る。

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