『サント・ヴィクトワール山』 ポール・セザンヌ

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『サント・ヴィクトワール山』 作者:ポール・セザンヌ

【絵画データ】
1902-1905年頃作
油彩・カンヴァス
収蔵場所 ビュルレ・コレクション

 

 

サント・ヴィクトワール山はセザンヌの故郷エクス・アン・プロヴァンスにある山で、セザンヌが好んで描いた風景である。本作はセザンヌが晩年に描いたもので評価の高い作品である。手前の森から奥の空まで具体的な形では描かれていないが、全体として見ると美しい風景画と分かる。抽象的であるが故に鑑賞者自らの経験が絵の細かな部分を補う様になり、想像力が駆り立てられる一枚である。

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