『エトルタの荒海』 クロード・モネ

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『エトルタの荒海』 作者:クロード・モネ

【絵画データ】
1883年作
油彩・カンヴァス
81cm×100cm
収蔵場所 リヨン美術館(フランス・リヨン)

 


エトルタで海の景色を描いていたが、波の表現はそれまでの穏やかな小波とは違い、荒々しいものであった。このエトルタの波は光の屈折というよりも、空気を含んだ白波であり、当然今までのような水色に黒や白を均等に塗っていく方法ではなく、うねりのような構図で色を足していく塗り方なのである。この変化は後期の作品の主要な手法になっていくことになる。

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