『アルルの洗濯女』 ポール・ゴーギャン

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『アルルの洗濯女』 作者:ポール・ゴーギャン

【絵画データ】
1888年作
油彩・画布
収蔵場所 ビルバオ美術館(スペイン・ビルバオ)

 


ゴーギャンはポスト印象派の画家だが、その作品には抽象画の要素を含んでいる。色彩や形態の単純化はまさに抽象画の始まりを感じさせ、本作品でも人物や風景の色使い、物体や衣装の単純化(=細かな形態を描きこまない)が見て取れる。
また、ゴーギャンは輪郭をはっきりと描き、一様な色彩で埋め尽くしていくクロアゾニスム(区分主義)を考案した。この手法は日本の浮世絵から学んだものである。

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