『たうくハん山のづ(道灌山の図)』 昇亭北寿

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『たうくハん山のづ(道灌山の図)』 作者:昇亭北寿

【絵画データ】
1801-04~1818-30年頃作
中判錦絵
19.5cm×27cm
収蔵場所 名古屋テレビ放送

 


崖の横を歩く人々の図。「たうくハん山」は道灌山のことで、東京の日暮里から田端へ続く台地。田んぼは単純な色彩と形態の連続で、崖などを見ても同じように単純化されている。この表現は北斎の洋風画の形式に倣い、更にオリジナルの表現へと変換している。北寿の絵はピカソなどのキュビズムに通じるものがあり、先駆的な立ち位置にある。

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