『百物語 こはだ子平二』 葛飾北斎
『風流無くてなヽくせ遠眼鏡』 葛飾北斎
12月 07
『おしをくりはとうつうせんのづ』 作者:葛飾北斎
【絵画データ】 1806-08年作 収蔵場所 個人蔵
北斎が描く飛沫を上げ白く舞い上がる大波は、絵画史に残る表現方法であろう。圧倒的な臨場感と共に画面全体が動きだすような波の押し引きに、小舟に乗る船頭たちも必死である。手前の荒々しさに反して、穏やかな景色と小鳥の優雅な姿が背景に描かれ、相互の良さを引き立てている。
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