ホセ・ラファエル・モネーオ・バリェス(José Rafael Moneo Vallés、1937年5月9日 – )
スペイン・ナバーラ州トゥデラ出身の建築家。敷地の歴史や周囲の文脈を重視し敬意を払いながら設計を行っており、ケネス・フランプトンによって批判的地域主義の建築家として取り上げられている。
※批判的地域主義(ひはんてきちいきしゅぎ、Critical regionalism)とは、近代建築における無・場所性や場所のアイデンティティの欠如を、建物の地理的文脈を用いることで超克しようとする、建築へのあるアプローチである。批判的地域主義という言葉は建築理論家のアレクサンダー・ツォニスとリアンヌ・ルフェーヴルによって最初に使われ、これとはいささか異なった意味において歴史家・理論家のケネス・フランプトンによって用いられた。
【作品一覧】
Ayuntamiento de Logroño (1981)
Edificio de Previsión Española (Sevilla) (1987)
L’Auditori (Barcelona) (1987-1992)
アトーチャ駅 (1992)
クルサール国際会議場・公会堂 (1999)
El Palacio Kursaal (1999)
Museo de la Ciencia de Valladolid, a orillas del Pisuerga, Valladolid (2001)
聖母マリア・カテドラル(2002)
Hospital Materno Infantil (Maternidad de O’Donnell)(2003)
Ampliación del Museo del Prado(2007)